ピアノ教室 プレジール

音楽のはじまり①

2018/03/12

 

現在、音楽というと多くの人は西洋音楽をイメージするのではないでしょうか。
クラシック、ジャズ、ロックなどです。
ではこれらはどうやって発生したのか。
今回はそんなお話です。

音楽のはじまりは、歌ともドラムとも言われています。
それはとても自然なことの様に思います。
まだ楽器というものが生まれる前、人間の体ひとつあれば、歌えるし、リズムを打つことも出来るからです。
それぞれの地域、国、民族ごとに違った音楽があり、それを構成する独自の音階があったのでしょう。

それが今は、世界の大部分でドレミファソラシドに統一されていますね。
なぜそうなったのでしょうか。

このドレミファソラシドを初めてつくったのは古代ギリシャの哲学者、ピタゴラスだと言われています。
数学者でもあったピタゴラスは、音が美しく響きあう瞬間があることを発見し、美しい音色の中にも数が隠されていると確信し、響の研究を始めたのでした。
モノコードという琴のような調律装置をつくり、研究の結果ドレミファソラシドの音階が出来たのです。
これは今もピタゴラス音階という名前で知られています。

さて、ピタゴラスとその弟子たちで構成されたピタゴラス学派では、数学、哲学、天文、音楽などの研究を重んじていたそうです。
そしてオルペウス教という宗教の影響から輪廻転生の考え方を有していました。

私たちは音楽を聴くとき、メロディやリズム、ハーモニーに心地よさを感じたり、心を打たれることが多いと思います。
でも、当時のピタゴラスたちの音楽の捉え方は違うようです。
もっと宗教的で、神に通じるものとして音楽がありました。
彼らには美しい音の協和の中にある規則性が重要で、
自然の中の規則性に神の存在を感じていたということ。
ある単純な振動数の比で出来た美しい音の配列がドレミファソラシドという音階だったのです。
例えばドとド、ドとファ、ドとソ、ドと1オクターブ上のドは完全協和音程と今でも呼ばれていますが、これらもピタゴラスが見つけた音程です。
現在私たちが使っている音程や、それを基にした音楽にもピタゴラスの影響がまだ大きく残っています。

次回に続きます。

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